出来事

黒潮は生命の源らしい

日本列島のすぐそばを流れる巨大な海流の黒潮は、フィリピン沖あたりを流れている時には栄養分もプランクトンもほとんど存在していないようだ。

ところが、日本列島を流れる時にはそこには豊富な植物プランクトンが産まれているらしい。

そうすることで、カツオやジンベエザメなどの魚が集まり、命豊かに成長していくようだ。

この黒潮が日本列島に恵みをもたらすおかげで、日本は非常に豊かな海鮮を頂くことができる。

黒潮には未だ謎が多いが、どうも日本列島の形が関係しているらしい。

フィリピンからやってきたこの流れは、日本列島に沿うように流れているが、この黒潮の周りには大小の渦が数多くできる。

この大小の渦が非常に重要で、植物プランクトンの増殖に一役買っているようである。

この黒潮の恩恵にあずかっているのは、人間や魚だけではない。

ウミガメもまたその恩恵にすがっているのだ。

ウミガメは海岸で100個ほどの卵を産むが、大人になって再び産卵をしに戻る個体は1%に満たないとされている。

それは海岸から海にたどり着くまでに海鳥や肉食動物に食べられたり、海に入っても大型の魚類などに食べられてしまうことがあるからだ。

しかしウミガメの赤ちゃんは黒潮にたどり着くまで一生懸命に泳ぐそうだ。

黒潮に乗ることができれば、ウミガメは豊富な餌を食べて成長することができる。

黒潮は生命をはぐくむうえで必要不可欠なものだ。